兄妹の鬼の先に待つもの





愈々(いよいよ)楽しみに待っていた日が来た。

今日は夜から行動開始だ。

私は久しぶりに人を斬れることに期待と歓喜していた。

とりあえずまだ朝なのでご飯を食べに厨に向かった。

朝餉を作っていたら天羽と小鳥遊と柊が来た。

「おはよう。」

「あぁ。」

「おはようございます。」

「はよ。」

上から柊、天羽、小鳥遊の順番で返答が来た。

柊と天羽はいつも通りだが、小鳥遊は低血圧なのかいつもと違い不機嫌だった。

私が頭の中でそんなことを考えていると、柊が話しかけてきた。

「何を作っている?」

「味噌汁とほうれん草のお浸しと煮物だけど、皆も食べる?」

私が皆に聞くと一斉に

「「「ああ(頂きます)」」」

と返ってきた。

少し多めに作っておいてよかった。

ちゃっちゃと作り終え、広間に持っていった。

広間には、さっきの三人だけで兄さんはまだ来ていなかった。

私は三人の前に朝餉を並べ、兄さんを起こしに向かった。