兄妹の鬼の先に待つもの





今日は三年生最後の全国大会の日で、私は国立体育館に来ていた。

今日はどんな人に会えるだろうか。

これが私の唯一の楽しみ。

「では試合を始めます。構えて・・・はじめ!」

一発で決めるか。

「やあっ!」

遅い。

カン

バシン

「勝者、神崎 桜!」


練習不足なのが見てとれる。

「構えて・・・はじめ!」

こいつは三発位で良さそうだな。

カン

カン

パシッ

「勝負あり!」

こうして試合は続いた。


「今回の優勝者は神崎 桜さん。」

3年最後の全国大会も優勝することができた。