兄妹の鬼の先に待つもの






部屋に入ると、土方はもう起きていた。

「よく眠れた?」

「ああ、ありがとうな。桜は稽古か?」

「うん。沖田と試合してきた。」

私がそう言うと歳三さんは私に手拭いを渡してきた。

「これで汗を拭け。この時間は誰も風呂にいないから入ってこい。汗で濡れたままだと風邪を引くからな。」

土方はそう言って、机に向かって書類を書き始めた。

「ありがとう。じゃあ行ってくるね。」

そう言って私は着替えを持って、お風呂場に行った。