ド天然!? 魔女っ子の秘密【2】

その言葉に美玲も雅人もあたしを止めようとする。

「ちょ、ちょっと、由良? 何言ってるの」

「だけどね」


美玲の制止も振り切るように声を張り上げた。


「それなら、あたしだって同罪だよ!

それでも否定するんなら、あたしは翔太と同じ罪を背負うよ!

背負って、罰も一緒に受ける!」


ねえ、お願いだよ、翔太。

あたしは翔太の真っ直ぐさに惹かれたの。

だからどうか、その綺麗な目を曇らせたりしないで。


「由良」


翔太は目を見開いた。

見開かれた宝石のような青い瞳は、ようやくあたしをとらえた。


「おま、何言って……」

「だから、自分だけが悪いなんて言わないで、翔太。あたしも翔太と同じなんだから」


翔太1人だけにこんな苦しみを背負わせるわけにはいかない。

今まであれだけ苦しんできたんだ。

これ以上、翔太を苦しませたりしない。

悲しませたりしない。


翔太を傷付けるものも苦しませるものも全部から、

あたしが、翔太を守るよ。


繋いだ手からは翔太の体温が伝わってくる。きっと翔太の手にも、あたしの体温が伝わってる。

この温度を分かち合えるなら、あたし達はきっと1人じゃない。


そんなことを思ったときだった。



「まさか、そこまで分かっていたとは」



この現状を引き起こした張本人である、"彼"が現れた。