「…姫は、言ってた。
翔太は自分の"運命のお相手"だって」
それはつまり、ジュリア姫は翔太が好きだってこと。
あんなにも可愛らしくて人懐っこいんだ、翔太だっていつ姫のことを好きになってもおかしくはない。
ううん、なんの不思議もない。
あんなに美しい2人が惹かれ合わないはずがない。
自分の手を握りしめて俯いていると雅人が何の気なしに言った。
「ふーん、でもまあ、由良には関係ねーな」
なんてことないように言ってのけた言葉にハッと顔を上げると、雅人も美玲も笑みを浮かべていた。
目を細める、不敵の笑み。
「え、関係ないって…」
呆然と聞き返せば「分からないの?」と美玲が呆れたように笑った。
「言ったでしょ、翔太はずっと由良が好きなの。どんな相手が現れたって、喧嘩してたって、由良が大好きで大事なの」
「どっかの誰かが翔太のことを好きって言ってたって関係ない。そんなことより大事なのはお前自身だ、由良。お前は翔太のことをどう思ってる?」
「どう思ってるって…」
思わず言葉が詰まる。
「姫のことも、任務のことも、翔太のことも、全部とっぱらっていい。お前は翔太をどう思う?」
今、あたしに纏わり付いている現状も何もかも。その全てを取っ払って、あたしの気持ちに精神を集中させる。
翔太は自分の"運命のお相手"だって」
それはつまり、ジュリア姫は翔太が好きだってこと。
あんなにも可愛らしくて人懐っこいんだ、翔太だっていつ姫のことを好きになってもおかしくはない。
ううん、なんの不思議もない。
あんなに美しい2人が惹かれ合わないはずがない。
自分の手を握りしめて俯いていると雅人が何の気なしに言った。
「ふーん、でもまあ、由良には関係ねーな」
なんてことないように言ってのけた言葉にハッと顔を上げると、雅人も美玲も笑みを浮かべていた。
目を細める、不敵の笑み。
「え、関係ないって…」
呆然と聞き返せば「分からないの?」と美玲が呆れたように笑った。
「言ったでしょ、翔太はずっと由良が好きなの。どんな相手が現れたって、喧嘩してたって、由良が大好きで大事なの」
「どっかの誰かが翔太のことを好きって言ってたって関係ない。そんなことより大事なのはお前自身だ、由良。お前は翔太のことをどう思ってる?」
「どう思ってるって…」
思わず言葉が詰まる。
「姫のことも、任務のことも、翔太のことも、全部とっぱらっていい。お前は翔太をどう思う?」
今、あたしに纏わり付いている現状も何もかも。その全てを取っ払って、あたしの気持ちに精神を集中させる。



