にこにこ微笑んであたしを見上げている二人に駆け寄った。
「二人がどうしてここに?二人とも忙しいはずじゃ…」
国内屈指の大学に通っている上にこの前はテストやレポートに追われていた。こんなにも時間がとれるわけがない。
そう思っていると、「そりゃあ親友のピンチには駆けつけるだろ」と雅人が笑った。
「またお前は魔力をなくしたんだって?」
「お前しょっちゅう魔力欠乏になるよなー」と雅人は笑い飛ばすのだけど、言っている内容はとんでもないことだと分かっているのだろうか。
呆気にとられていると、いよいよ美玲が雅人の頭をがつんと殴った。
「笑い事じゃないわよ馬鹿雅人!」
それからあたしの方を見て「本当に心配したんだから」と苦しそうに言う。
その横にいる雅人も優しい顔をしている。
その表情を見てあたしは純粋に嬉しいと思ったんだ。
こんなにやさしい顔を向けてくれるということは、あたしは二人にとって大切に思われてるんだって分かったから。
「…ありがとう」
「なんでありがとうなの!」と美玲は意味不明という顔をしていた。
「それよりも何があったのか話なさい!魔力欠乏なんて滅多に起こることじゃないわ!」
魔法薬の海音寺グループご令嬢であり現役魔法医学部生である美玲の圧力に耐えられず、あたしは今までに起こったことを説明せざるを得なかった。
「二人がどうしてここに?二人とも忙しいはずじゃ…」
国内屈指の大学に通っている上にこの前はテストやレポートに追われていた。こんなにも時間がとれるわけがない。
そう思っていると、「そりゃあ親友のピンチには駆けつけるだろ」と雅人が笑った。
「またお前は魔力をなくしたんだって?」
「お前しょっちゅう魔力欠乏になるよなー」と雅人は笑い飛ばすのだけど、言っている内容はとんでもないことだと分かっているのだろうか。
呆気にとられていると、いよいよ美玲が雅人の頭をがつんと殴った。
「笑い事じゃないわよ馬鹿雅人!」
それからあたしの方を見て「本当に心配したんだから」と苦しそうに言う。
その横にいる雅人も優しい顔をしている。
その表情を見てあたしは純粋に嬉しいと思ったんだ。
こんなにやさしい顔を向けてくれるということは、あたしは二人にとって大切に思われてるんだって分かったから。
「…ありがとう」
「なんでありがとうなの!」と美玲は意味不明という顔をしていた。
「それよりも何があったのか話なさい!魔力欠乏なんて滅多に起こることじゃないわ!」
魔法薬の海音寺グループご令嬢であり現役魔法医学部生である美玲の圧力に耐えられず、あたしは今までに起こったことを説明せざるを得なかった。



