長い授業の終わった、昼休み。
私は親友のるいちゃんと、一緒に机を合わせて食べている。
るいちゃん。こと加原るい。
高校で初めて出来た親友だ。
彼女は、頭髪が茶髪、耳にイヤリング。ナチュラルメイクと格好はハデだが、性格は、実は人見知りが激しい子だ。
それに、彼女といると癒される。
他愛ない話でも、彼女と話すと会話が弾むので、とても大切な存在だ。
「…センナちゃん。お弁当は?今日は学食にするの?」
「うーん。そうしょうかな。たまごサンドイッチ残っていれば良いなぁ。」
るいちゃん。自作のお弁当。両親が共働きで忙しいらしい。相変わらず、可愛いなるいちゃんのお弁当。
以前、るいちゃんがキャラ弁にハマった事がある。その時は、何かに取り憑かれたかのように、キャラ弁を作り続けていた。結果、るいちゃんはクラスの中で【オタク(アニメ)】認定された。
大丈夫だよ。るいちゃん。私の中では、るいちゃんはるいちゃんだから。
とは、言ったものの、るいちゃんはかなりのショックをうけて、キャラ弁を作らなくなり、今の女子力高いお弁当になっている。
あれは、彼女の中で黒歴史として、後の世に語り継がれるかも、知れない。
なにそれ、大河ドラマ?
「…センナちゃん。お弁当、半分こしない?たまごサンドイッチ、人気だからもうないと思うし。」
るいちゃんはお弁当のについているフォークを私に渡し、私と一緒にお弁当を食べる。うわぁ、美味しい。流石、女の子だ。女子力高い。
るいちゃんとお弁当を食べていると、周りのクラスメイトの話し声が聞こえた。
「数学の鳳先生、カッコ良いよね。」
「わかるー。大人で、落ち着いてて、なんか冷たい雰囲気が良いよねー。」
「鳳先生チョコ食べてくれるかなぁ。」
「なぁ、知ってるか?あの河原が、停学終わってクラスに戻ってくるんだってよ。」
「うわ、マジかよ。またクラスが荒れんじゃね?マジ帰ってくんなって。」
「ばーか、んなこと河原に聞かれたら、殺されるぞお前。」
と、なにやら盛り上がっていた。
二年の春から、数学の担当になった鳳先生は、確かにイケメンだが、性格がキツそうであまり好きではない。
近寄りがたい、存在だ。
河原君は、入学式の時後ろ姿を見ただけだ。金髪で耳にピアスを着けていて、近寄りがたいと言うよりも、近寄ったら、殴られるんじゃないかという殺気を出していた。性格は、たぶんキツイどころじゃないだろう。
彼が関係する悪い噂を夥しい程聞いている。全部、クラスメイトからだが。
セフレが二桁いる。とか、
有名なヤンキーグループを半殺しにして、停学処分くらった。とか、
夜は怪しい繁華街にたむろっている。とか、
本当に、本当に彼は人間なのか、と考えてしまうほど、正真正銘のヤンキーらしい。噂でしか、知らないが。
そんなクラスの雑談を遮断するかのように、弟は現れた。
「ごめんね!おねぇちゃん。お弁当渡すの忘れて…、代わりにたまごサンドイッチ買ってきたから、それ食べて。」
クラスメイトの会話が、一斉に止まった。
私は親友のるいちゃんと、一緒に机を合わせて食べている。
るいちゃん。こと加原るい。
高校で初めて出来た親友だ。
彼女は、頭髪が茶髪、耳にイヤリング。ナチュラルメイクと格好はハデだが、性格は、実は人見知りが激しい子だ。
それに、彼女といると癒される。
他愛ない話でも、彼女と話すと会話が弾むので、とても大切な存在だ。
「…センナちゃん。お弁当は?今日は学食にするの?」
「うーん。そうしょうかな。たまごサンドイッチ残っていれば良いなぁ。」
るいちゃん。自作のお弁当。両親が共働きで忙しいらしい。相変わらず、可愛いなるいちゃんのお弁当。
以前、るいちゃんがキャラ弁にハマった事がある。その時は、何かに取り憑かれたかのように、キャラ弁を作り続けていた。結果、るいちゃんはクラスの中で【オタク(アニメ)】認定された。
大丈夫だよ。るいちゃん。私の中では、るいちゃんはるいちゃんだから。
とは、言ったものの、るいちゃんはかなりのショックをうけて、キャラ弁を作らなくなり、今の女子力高いお弁当になっている。
あれは、彼女の中で黒歴史として、後の世に語り継がれるかも、知れない。
なにそれ、大河ドラマ?
「…センナちゃん。お弁当、半分こしない?たまごサンドイッチ、人気だからもうないと思うし。」
るいちゃんはお弁当のについているフォークを私に渡し、私と一緒にお弁当を食べる。うわぁ、美味しい。流石、女の子だ。女子力高い。
るいちゃんとお弁当を食べていると、周りのクラスメイトの話し声が聞こえた。
「数学の鳳先生、カッコ良いよね。」
「わかるー。大人で、落ち着いてて、なんか冷たい雰囲気が良いよねー。」
「鳳先生チョコ食べてくれるかなぁ。」
「なぁ、知ってるか?あの河原が、停学終わってクラスに戻ってくるんだってよ。」
「うわ、マジかよ。またクラスが荒れんじゃね?マジ帰ってくんなって。」
「ばーか、んなこと河原に聞かれたら、殺されるぞお前。」
と、なにやら盛り上がっていた。
二年の春から、数学の担当になった鳳先生は、確かにイケメンだが、性格がキツそうであまり好きではない。
近寄りがたい、存在だ。
河原君は、入学式の時後ろ姿を見ただけだ。金髪で耳にピアスを着けていて、近寄りがたいと言うよりも、近寄ったら、殴られるんじゃないかという殺気を出していた。性格は、たぶんキツイどころじゃないだろう。
彼が関係する悪い噂を夥しい程聞いている。全部、クラスメイトからだが。
セフレが二桁いる。とか、
有名なヤンキーグループを半殺しにして、停学処分くらった。とか、
夜は怪しい繁華街にたむろっている。とか、
本当に、本当に彼は人間なのか、と考えてしまうほど、正真正銘のヤンキーらしい。噂でしか、知らないが。
そんなクラスの雑談を遮断するかのように、弟は現れた。
「ごめんね!おねぇちゃん。お弁当渡すの忘れて…、代わりにたまごサンドイッチ買ってきたから、それ食べて。」
クラスメイトの会話が、一斉に止まった。
