「…なんか、凛と帰るの久しぶりだな」
「そうだね…」
本当に2人でこうして並んで帰るのも久しぶり。
最近、私も加恵と図書室で勉強してたからなぁ。
悠希は、悠希でいろいろ忙しいみたいで、放課後、一緒に帰ろうとクラスに迎えに行ってもすでに帰っていたりと、すれ違いの日々が続いていた。
「……そういえばさ、凛、桜丘受けるってマジ?」
「…うん、一応、受けるよ。まだ、第一志望ってわけじゃないんだけどね」
「…そっか、凛、成績良いもんな~」
「……」
「……」
そこまで言うと、お互い沈黙になってしまう。
「…ゆ、悠希は、…どこ受けるの?」



