これは絶対に恋じゃない




すると、



「あー、ゴメンね、次の委員会の話だから職員室にも用事あんの」


申し訳なさそうに、言葉を漏らす御池くんに私は感心する。


「…ふーん…、ならしょうがないけど…」



さすがに、礼さんも諦めたようで、内心胸をなで下ろした。


「じゃあ、そういうことだから、職員室行こうか?三枝ちゃん」


「う、うん…そうだね。あ、礼…ちゃん、お昼誘ってくれてありがとう。今度、一緒しよう」


「うん、じゃあ、凛ちゃんまたねー!!委員会頑張って」



最後は、そんなやりとりをして3組の教室を後にする。




───…




「…で?三枝ちゃんは、どうしたの?わざわざ3組まで…」



私と御池くんは、旧校舎に続く渡り廊下のところに来ていた。

普通の生徒はここに近づかないから、人気はない。



「あの、これ…ありがとう」