これは絶対に恋じゃない



黙り込んでしまった私にそう言葉をかけ、席を立ちレジへと向かう加恵。


私もそんな彼女に続き、立ち上がる。



そして、ファミレスを出た後、



「んじゃ、また明日ね!」



「うん。ありがとう。また明日ね」



ニコニコと、笑顔で手を振る加恵に別れを告げ、私は1人家路を歩いていた。



…やっぱり、加恵に迷惑かけちゃったな



さっきのファミレスでも帰り道でも、普段と変わらないように接してくれていたけど…。



悠希の幼なじみであり、私の友達。



正直、今いちばんややこしいポジションにいるのは彼女自身なのだ。