…っ、なんでこんなに胸が痛いの…?
苦しくて、思わず、ギュッと胸を押さえつける。
…そう、この時の私はまだ気づいていなかったんだ。
胸が痛んだ理由も、本当の自分の気持ちさえも…。
───…次の日
未だに昨日感じた胸の痛みの理由がわからず、モヤモヤした状態で私は、1日を過ごしていた。
…今日、悠希、昼休み…来なかったな…。
正直、心のどこかでは、期待していたのかもしれない。
今日も、普段通りに、悠希が昼休みに来てくれるはずだって。
…昨日の今日で、来てくれるはず…ないよね
心の中でそう呟き、私はソッと、ため息をついた。
『は?何、悠希…急に何で来なくなったの!?』
と、珍しく加恵も慌てた様子で、悠希のクラスに向かおうとするもんだから、止めるのに必死で、まだ、悠希とのことも、彼女に話せていない。



