今は、放課後。
場所は、使われていない倉庫代わりの空き教室。
帰りの用意をしている途中、悠希からこの教室に呼び出された。
あぁ、昼に言っていた相談の件か…
と思い、二つ返事でOKし、ホイホイついて行った自分を今更後悔する。
「…凛は、オレのこと…どう思ってる?」
「え…と、私…」
いつになく、真剣な悠希の表情に、少し戸惑いを隠せないでいた。
「…悠希のことは、好き、だけど…恋愛とかそういうので考えたことなくて…」
だって、口を聞くようになってからまだたったの1ヶ月。
そりゃ、悠希は、顔も整ってるからはじめの頃は、多少なりともトキメいたこともあったけど…
それは、まだ彼のことをよく知らなかった頃の私の話。



