これは絶対に恋じゃない




「……ひどくね?…そこまで言うか…」



「だって。悠希、かなり女遊び激しい感じだったし…私、そういう人苦手だし」



正直にそういうと、悠希は、盛大にため息をついた。




「あはは!確かに!それ、大当たり!!最近はそうでもないから凛は知らないだろうけど~、実は、悠希って中1の頃、…っぶ、」



「はいはーい。キミは突然何を言い出すのかなー?うん?」



何か言いかけた加恵の口を手で塞ぎ、悠希は、少し焦ったように顔をひきつらせる。





「ふーん?私に聞かれたらマズい感じの話?」



「…え?あ、別にそういうわけじゃ……っちょ、」



「はーい!この子、中1にして中3の先輩、口説いてました!」




悠希が私に気を取られた一瞬のスキに加恵は、悠希の手から逃れたようで、ニヤニヤしながら私にそんな報告をした。