「じゃ、凛、また来るね!!」
「う、うん」
ようやく地獄の昼休みが終わり、悠希が自分のクラスへと戻っていってようやく私は、胸をなで下ろした。
すると、
「おつかれ!アイツの相手大変でしょ?」
ケラケラと、笑う加恵は、先ほどまでの険悪なムードはどこえやら、ウキウキした感じで私に声をかけてくる。
「…ねぇ、加恵。原田くんが来ること何で教えてくれなかったのさ~。ビックリしたんだからね。それに、なんで、さっきはあんなに喧嘩腰だったのよ」
「あはは、いやー、昔から悠希とはあんな感じなのよ。別に私たちにとってはケンカってわけじゃないんだけどなぁ。ま、なんかクセみたいなかんじ?」
「…めっちゃ、心配したのに。ケンカしてんのかなって…」
“ゴメン、ゴメン”と、ちっとも悪びれた様子のない加恵に私は軽く肩を落とした。



