これは絶対に恋じゃない




正直、こういう遊んでそうなタイプの人、あんまり関わりたくないんだけどな…。



けど、そんな思いも虚しく、



「ね、だからオレとも仲良くしてくれるよね?なんたって凛の親友の幼なじみなんだし」



と、言い出す悠希。



…加恵の幼なじみなら、邪見にはできないよね…。




「え?あぁ…まぁ、友達なら…」




「本当に??オレ、超嬉しい!!じゃあ、これからよろしくね。あ、連絡先交換しよー?」




ズイッと、目の前にスマホをちらつかせ、悠希は、にっこり、微笑んだ。




「う、うん」




彼の突然の行動に、若干、戸惑いつつも“友達になる”といった手前、連絡先を交換しないのも不自然だと思った私は、ソッとブレザーのポケットに入れていたスマホを取り出す。




「あ、lineのQRコードのやつでいい?じゃあ、オレ、表示するから凛、よみとってね?」