これは絶対に恋じゃない



なんなの…急に


私は、ポカンとした表情を浮かべ、切られたばかりのスマホを見つめた。


広瀬くん…ここで待っててっていってたけど…何で?

てか、何時まで、待つの??




多くの疑問を感じながらも、どうせ、この後、予定もない。

…まぁ、ちょっとだけなら待ってみようかな。


と、広瀬くんの指示通り大人しく待つことにした。


広瀬くんのことだから意地悪でこんなこと言ってるわけじゃないだろうし。



ーーー…



15分くらい経った頃。


私は、だいぶ溶けたしまったアイスコーヒーを口に含み、軽く伸びをする。


…なんも、起きないよね…?


店の中をぐるっと、見回してみるけど特に変わった様子もない。


…さすがにそろそろ帰ろうかな。後で広瀬くんに連絡しなおしてみないと


そう考え始めた矢先。


店の自動ドアが開く。


新しいお客さんのようだ。