これは絶対に恋じゃない




「悠希…私…あの時」


意を決して、話出そうとした。


あの日の屋上で聞いてしまった御池くんと…悠希の会話を。


その時、


「悠希、ここに乗ってたのかよ、連絡しろよな…ってあれ?…凛ちゃん?」


そんな声が聞こえ、私は声のする方に視線を向ける。


え…広瀬くん!?


目の前には、驚いたような表情で私と悠希を交互に見つめる広瀬くんの姿があった。


「…2人って知り合い…?」


「…いや、あの中学の時のクラスメートで…てか、そっちこそ、2人とも知り合いだったの?」


「そう。大学の同級生。な、悠希?」


「…あぁ」