「晴海…あんた、このままだと本当にダメ男コンプリートしちゃうんじゃない…?すでに、不倫、浮気、二股…いや、三股だっけ?は、コンプリートしたしさ」
多少同情するような視線を向けながら、舞香は、頬杖をついた。
「いやー!それだけは、イヤ!」
舞香の言葉に、青ざめた晴海は、頭を抱え込む。
「…だ、大丈夫だよ。たぶん、次こそいい人見つかるって」
と、私が励ましても
「…凛からのその言葉、確か半年前にも聞いたような…」
と、逆にさらに、落ち込ませてしまう始末。
…本当に重傷みたい
いつも、元気な晴海がこんなに悩むなんて、正直、初めてみた。
舞香もそれを感じ取ったのか、チラリと私に視線をよこす。
そして、一瞬、考え込んだような表情の後、
「よし!晴海、いい男紹介する!」
何か思いついたのか、楽しそうにそう言って微笑んだ。



