これは絶対に恋じゃない




「…うぅ。寂しくなるね」


「高校違っても、絶対遊ぼうね!」


「うん!もちろん!!」



教室につくと、同級生たちのそんな会話があちらこちらから聞こえてくる。



「あ、凜。おはよー」


「凜ちゃん!おはよー」


「おはよ!」


クラスメートたちと、軽く挨拶を交わし、自分の席へと足を進めた。



「りーん!おはよー」


「加恵!おはよう」


「昨日の話だけど、松田とか春ちゃんたちも行けるってさ!で、悠希は行くって?」



数名のクラスメートの名前をあげた後、加恵は、そう尋ねてくる。


「うん、行けるみたい」


「そっか!よかった、よかった。じゃあ、松田たちに詳しい説明しなきゃね」



そう言って、ガヤガヤと、楽しそうにおしゃべりをしているクラスメートたちの輪に入っていく加恵の背中を見送り、私はバックを机に置いた。