これは絶対に恋じゃない




「よし。決まりね!じゃ、私もみんなに声かけるから悠希、誘っといてね?」


「わかった。LINEしとく」


「お願いね!明日が楽しみになってきた!」



ニコニコと、笑顔を浮かべる加恵は、本当に楽しそうで私もそんな彼女の姿に自然と笑顔になる。



「んじゃ、そろそろ帰ろうか。明日も案外、朝早く集合しなきゃだし」



そう言って、椅子からパッと立ち上がり、加恵は自分のバックを肩にかけた。



「そうだね!帰ろっか」



と、私も同じく彼女に倣ってバックを手に取る。



そして、



だいぶ、暖かくなってきた日差しを背に私と加恵は、学校を後にした。






──今、考えると…加恵とこうして肩を並べて帰ったのはこの時が最後だった。