────… すっかり遅くなっちゃったな。 ちらりと、他の教室にある時計に目をやる。 先ほど、教室で加恵と別れてからすでに一時間近く経過していた。 …さすがに、加恵帰っちゃてるよね そう思いつつも、荷物をとりに教室に戻る。 すると、 「……から、その話は、もう…」 「でも…悠希は…」 誰かが言い争うような声が聞こえてきた。 …加恵…と、礼ちゃん? 「…もう、やめて!聞きたくない!」 …!?