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「え??本当に?凛、第一志望西山高校にしたの!?やったー!高校も凛と一緒になれるかもしれないなんて嬉しい!」
ガバッと、勢いよく抱きついてきた加恵は、そう言うと優しい笑みをこぼした。
「うん!正直、私も迷ってたんだけど…昨日お母さんに話したの。そしたら、あなたが今、一番行きたい高校を受けなさいって言ってくれて」
「そっか!それにしても、本当に嬉しい!私も絶対西山高校受かるから!春からも凛と一緒の高校通えるように頑張る!」
と、やる気満々で答える加恵。
「いやいや…私も絶対受かるってわけじゃないからね…」
そんな彼女に苦笑いで私はそう答えた。
「…何言ってんの!凛なら絶対大丈夫よ!!……あ!そういえば、凛、結局…桜丘の方はどうする感じなの?」
「…うん、一応、受けようと思ってる。自分の力試しにもなるし、私立も一つは受けときたいから」
「そうだよね…私も私立高校どこ受けるか迷ってるのよね…。私の学力だったら早沢高校とかどうって担任に言われたんだけど…家から遠いしなぁ。そう考えると、家から近い三咲高校??」



