バレンタインは俺の生き甲斐やっ!

あたしの顔色を窺うようにこちらを見たたっちゃんの肩を叩いて、あたしは、






「せっかく用意してくれはったんやから、もらっとき」






と頷いた。





たっちゃんはチョコの山にダイブしそうな勢いで駆け寄り、






「あぁっ、みんなの愛でお腹いっぱいやー!!


ほんま、ありがとうございまーす!!」






と幸せ全開の笑顔で叫んだ。






ほんま、たっちゃんっちゅうやつは、どんだけ愛されとんねん。





あたしは呆れ返りつつ、大量のチョコを持って帰るのを手伝った。





まぁ、自分の彼氏がみんなから愛されているというのは、やっぱりなんだかんだで嬉しいことなのである。






*Fin.