結局美雨ちゃんの強い押しに負けて
美雨ちゃんの家なうです




こんな時でも夏恋のことを思い出す

二人で勉強会したこと
二人で映画見に行ったこと

あれも全部春の今の時期だったなぁなんて





でもそれと同時に去年の結苺との思い出も同じくらい濃く思い出される



夏恋と別れて凹んでた時、結苺のスカートがめくれてて面白かったこと




本当に結苺は面白い












「先輩っ
恋人ってこういう時ってどうかなりますよね?」











あぁ…なんとなくわかったよ


今日結苺から形から入るって言われたけど

流石に付き合った次の日はないだろ











「ダメだよ
そういうのは好き同士になってからでしょ?」





「…でも不安なんです…」





「…ごめん
不安で潰れそうになったら言って?」





「…はい」











不安にさせてる場合かよ


好きになるにはどうしたいいのでしょう











「先輩大好きですよ♪」





「ありがとう」











そう言ってキスする美雨ちゃん


俺はこの子に自分からなにかしたいと思うことがあるのだろうか?