空になった君へ。



「慣れない環境ですこし戸惑うかもだけど、大事にしてくれ」


お爺さんの言葉に私は大きくうなずいた。


子犬は私の腕の中で落ち着きなく、キョロキョロしていた。


「よろしくね。」


私が言うと、子犬は私の顔をジッとみた。