あの頃の俺は生きることがただ苦しくて、全部投げ出してしまいたくて。

そんな俺に、前を向くことの強さを教えてくれた。

沢山の言葉をくれた。

だから俺は、こうやって幸せを掴むことが出来たんだ。



茜色に染まった空を見上げては思い出す。

宝物のような日々と、今日までの俺を支えてきた約束を──。