恋日和 〜キミに届かない恋でも〜

* * *





遠足が終わったあたしたちは、ジャージ姿のまま、昔からよく行くファミレスに3人で入る。



「はあー疲れた」



4人掛けのテーブルに通されて座るなり、あたしの目のまえに座った芽依は大きく伸びをした。



「でも、どうしてわざわざファミレスに?」

「いやあ、面白いことがあってさ」



帰り際にとつぜん実鈴を誘って連れてきたものだから、実鈴はなんで呼ばれたのか知らない。


芽依は相変わらず、にやにやして楽しんでいるけど。



「え〜? 面白いことって?」

「まあまあ、それは本人から聞いて」

「きーちゃん?」

「そう」



目のまえに座る芽依とその隣に座る実鈴、ふたりの視線があたしに集まる。