莉子が三吉くんにそんな嘘をついていたなんて、知らなかった。
それに、告白されたのに断ったの……?
『こうなることをわかって』
そんな莉子の苦しい思いに、涙が零れそうになる。
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希子、いままでありがとう。
希子の笑顔が大好きだから、ずっとずっと笑っていてね。
もし悲しいことがあったら、きっと雨が降る。
空のうえで私が希子の代わりに泣く。
だから、笑って。
絶対にひとりじゃないよ。
きっと、私はいつもそばにいるよ。
大好き。またね。
芹沢莉子
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2枚目を読み終えるころにはもう、涙がたくさん流れていて、便せんを濡らしてしまっていた。
1枚目の莉子の苦しい思いと願い。
2枚目のあたしへの気持ち。
ごちゃごちゃに混ざって、うまく頭で整理できないよ……。


