<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下







紀「・・・水無月のヤツ、ワザとこれを」






それは嘘の情報。





複雑なロックをかけて時間をかからせるようにしている。






紀「悪趣味」








私は次々とロックを解除させていく。






全て、ロックを外した。







紀「・・・・・やっぱり、アイツは・・狂ってないんだよ。」








全て、私の責任・・悠の責任だ。






アイツは、苦しかったんだ・・。







これが・・・真実。





何も知らずに約束を交わしてしまった私が悪い。






でも、その裏に辛い悠の心の響きが隠されてあったんだね。







なんとも悲しい現実だ・・。







水無月の言う通り、幻滅したよ。







・・自分がやったことに。







紀優side終わり