<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下







水『まぁ・・真実で、幻滅するのを楽しみに待ってる』






紀「だから大体想像できるって」







水『・・楽しみにしてる』







紀「水無月も、悠に似てきてるよ。一緒に居たからじゃない?」







水『嬉しいような~悲しいような~』






紀「んじゃ、切る」







水『・・んじゃ、また』







そう言って通話ボタンを切った。







紀「さてと」






私はpcの前に座って最後の扉を開く準備を始めた。