<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下









紀「・・そうだけど」






水『止めたほうが良いと思うけどね。せっかく情報上げたんだから。・・可能性は出来たんでしょ?』







紀「まぁ・・それなら40パーセントかな。私の可能性の方が多い。」







水『・・賭けしたら?』







紀「そうだね~・・・。考えてみる」







水『俺も応援に行くよ』








紀「・・水無月、何処まで私の族を見くびっているわけ?」








水『別にみくびってないんだけどなぁ~』







・・絶対見くびってるよ。







紀「一応、現場待機。」










水『あ、俺たちのとこ使うんだ?』









クスクスという水無月の声が聞こえる。









自分から応援に行くって言ったんじゃん。