<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下







水『・・・どうだろう?』






紀「劉は水無月と同一人物だってさ、昔悠に聞いたことあるもん。それ思い出したんだよね」






水『まじか~。アイツ~』






紀「ほんと、なんなわけ?あれは、悠から頼まれて隠してるんじゃない。あれは私に見せる為用。あれは水無月が得た情報でしょ?」






水『そんな分かっちゃってたら俺に電話する必要しなくない?だって俺だって確定してるわけじゃない?』








紀「まぁね。だって、ワザワザ私に見せるために潜入なんてするバカの声が聞きたくて。」








水『ははっ。役に立った?』







紀「かなり。」







水『ならよかった。まぁ、あれは結構時間かかったよ。』






紀「水無月って謎だわ。」







水『ありがとう?』