紀「挨拶だと?あんな挑戦状をたたきつけといてか?」





悠「あぁ。あれはただの暇潰し。後でやろうかと思ったけど、紀優とあいつらが幸せそうに話しているのを見て予定変更。てなわけで今に至る」






紀「・・さっきのを聞いていたのか?」





さっきとは、私が水無月と電話が終わってからのカナたちとの会話の事。








悠「そうだよ。ほんっと、紀優が幸せそうにしてるのまじイラつくんだよね。俺にあんなこと言っといて。」








紀「っ・・・」







悠「前にも言ったよね?紀優は幸せになる人間じゃないって。・・約束・・したよな?何やぶっちゃってんの?」







紀「・・・」






悠「この前のヤツ、結構殺し応えがあったよ。でも、人間、銃で心臓射抜くと誰でも数分で死ぬから楽しいよね。バーンっとね。」








私の心臓めがけて銃のマネをする悠。







悠「・・また、・・楽しませてよ?紀優が幸せになった分、俺がそれを奪ってやる。・・そしてまた闇に落ちた顔見たいなぁ・・」







和「紀優、真に受けるな・・」






紀「和・・・」