深いため息をすると、 カ「紀優、此処で何してるの?理事長さん達と話し終わったの?」 カナを横目で見た。 紀「まぁ・・うん」 陸「カナ~・・あれ、紀優ちゃん。話終わったの?」 紀「多分ね」 雁「紀優おせぇよ。陽介と涼介まじうるせぇんだけど」 紀「私は知らない」 雁「とにかく、アイツらんとこ行けよ。喜ぶぜ?」 紀「ハイハイ」 私はカナたちと屋上へ戻った。 あいつがもう近くにいるとも知らずに。