<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下







涼「だったら、ヤるな。これ僕と紀優一緒に食べるために買ってきたのに」





私のためにちゃんと買ってきたんだ・・。





なんか、申し訳なくなる。





雁「だってさぁ、あっちからヤろって言ってきたからやるしかねーじゃん?」






涼「気分悪くなるから黙ってくれない?」






雁「いやいや、涼介が・・ゴフっ」






涼「ったく。黙れっつってんのに黙んねーからつい足がでちゃったじゃん」






涼介に蹴られた雁はフェンスに当たって気絶。





一瞬、涼介の本性が・・・。






咲「さ・・さぁ、行くか、紀優」






紀「ハイハイ」







溜息をついて私は咲哉と屋上を出た。