紀「・・まず、水無月も知ってるかと思うけど、悠は昔から私の姉貴が好きだった」
竜「・・まじかよ」
紀「でも、元々水無月と姉貴が相思相愛で悠が入る隙が無かった。自分が運動神経も抜群で何もかも1番な自分ではなく低能な自分より下の水無月が好きな姉貴にイラつきを覚えた」
悠「ククク。紀優、どんだけ妄想酷いの?俺がまずあんなバカ女が好きなわけないじゃん。俺より頭脳も全部下なのに好きになるはずがない」
紀「ちゃんと聞いててよ。そして、2人は一緒の族に入った。でも悠が水禽に入ったのは自分が早く総長になって自分の方が水無月よりも凄いと言わせ、好きにさせる。それと、2人を見るのが、辛かったから」
悠「はぁ?意味わかんね~。何で、俺バカ女が好きっていう前提なわけ?」
紀「悠は姉貴の事好きだよ。だって私に言ったじゃん。“何でお前の姉はあの低能が好きなんだよ!!俺はあいつよりも頭良いし何よりも上なのに!”って言ったじゃない。」
悠「何でそれで俺がバカ女が好きって断言できるわけ?」
紀「・・怒り口調、そして言葉からして、嫉妬しかないじゃん。」
それも分かんなかったわけ?と付け足す。
悠「・・・」
険しい顔になる悠。


