私の話が終わると、皆が・・泣いていた。
啜り泣きや息を殺して泣いている人などがいた。
悠「ほぉ?で?俺が約束の裏の思いってヤツ、それで分かったわけ?」
紀「分からないよ。・・その時は分からなかった。でもね、姉貴の事件と慧の事件、それに、劉の情報を組み合わせたら簡単だった。」
悠「・・劉?誰それ」
水「俺だよ。情報屋もやってるの。」
悠「へぇ。お前、やってたんだ。まぁ、別に情報屋でも大した情報は手に入れられてないと思うけど」
水「まぁ・・そうだけど。・・けど、紀優ちゃんにとって凄い収穫らしいよ」
悠「だったら、その収穫とやらを聞かせて貰おうか」
銃口を私に向けたままニヤっと笑う悠。
紀「いいよ。」


