紀「・・ごめん。少し頭冷やしてくる」 私が向かった先は病院の屋上。 あちらこちらに病人が話している。 --『約束を・・破る前に頭の片隅にもないんだ?・・紀優は生きる資格もないね』 ・・分かったよ。 ・・私のせいなんだね。 ・・全部。 ・・私のせいなんだ。 ・・・あんな約束なんて、・・・・しなければよかった。