<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下






紀「・・ごめん。少し頭冷やしてくる」







私が向かった先は病院の屋上。








あちらこちらに病人が話している。








--『約束を・・破る前に頭の片隅にもないんだ?・・紀優は生きる資格もないね』








・・分かったよ。






・・私のせいなんだね。








・・全部。







・・私のせいなんだ。









・・・あんな約束なんて、・・・・しなければよかった。