まさか・・・私は、病室に入ると
紀「・・け・・い」
そこには、白い布を被せられた慧の姿があった。
紀「そんなのウソでしょ?・・ねぇ嘘だって言ってよ。・・嘘だって・・嘘だって!!言ってよ!!」
私は慧を揺らしながら言ったけど、返答は無くて・・・
・・死んだ。
それが分かったとき、私はもう、涙で頬が濡れていた。
紀「やだよ・・・やだよ!!慧の・・慧が居なかったら・・死んじゃったら浪駕はどうなるの!?私は1人でやれるわけないじゃん!!!慧、副総長でしょ!?何で・・何で・・」
大「紀優っ・・もう・・もうっいいよ」
紀「あ・・あぁああぁぁああああ」
私は、大輝に抑えられながら泣いた。


