<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下







それから、数分後に和が到着し私は和と一緒に病院へ向かった。






辰喜は、下っ端の傷の手当てをするらしい。







車に揺られている間、私は悠に言われたことを思い出していた。










ーー『約束を・・破る前に頭の片隅にもないんだ?・・紀優は生きる資格もないね』









約束って?







・・約束を私と悠がやった?






・・いつ?






私の昔の事を思いだしている間に病院に着いた。










凛「・・き、ゆ」







泣いていた、皆が視界に入る。