それから、数分後に和が到着し私は和と一緒に病院へ向かった。 辰喜は、下っ端の傷の手当てをするらしい。 車に揺られている間、私は悠に言われたことを思い出していた。 ーー『約束を・・破る前に頭の片隅にもないんだ?・・紀優は生きる資格もないね』 約束って? ・・約束を私と悠がやった? ・・いつ? 私の昔の事を思いだしている間に病院に着いた。 凛「・・き、ゆ」 泣いていた、皆が視界に入る。