紀「私は、元々殺される対象だし。でも水禽に元々入ってないし、情報を漏らして対象になったわけではない。親密な関係・・そうだな・・近い、かもな」
陸「・・・」
竜「前、水禽総長と会って殺されかけたって聞いた。何故、水禽総長はお前をそこで殺さない?」
紀「さぁな」
絶望・・それを味あわせてやりたいんだろ。
そしてその私の顔を見て嘲笑う。
悪趣味だよ。
ホント・・。
竜「俺らはお前を死なせない。・・絶対に。全力で守る。」
紀「・・今の龍陽じゃ、全員相手でも悠には勝てないよ。」
竜「根拠は?」
紀「悠は、頭脳も、喧嘩も・・良い。喧嘩は私と同じくらい・・かな」
いつ・・悠は狂ったんだろ。
・・また、一緒に喧嘩がしたい。
・・・素手で。
紀「ま、そう言うことで。屋上にもどろっか。後、話したことは外部に漏らさないでね。・・辰喜たちにも。」
竜「あぁ」
陸「了解・・」
そして、私たちは空き教室を出た。
カ「おっそい!!っていうか、さっき南先生が来て『紀優に理事長室へと伝えておけ』って言ってた。」
・・うわぁ。


