竜「紀優が死なない策はねぇの?」
紀「今のところない」
陸「何で俺らに言うの?副総長にも言わないで」
紀「・・何でだろうね。・・理由は別にない。」
竜「俺らと浪駕が一体になれば大丈夫じゃねーの?水禽、武器持ってるけど1人1人は弱い方じゃね?」
紀「確かに、水禽は1人1人は弱い。下っ端はそこら辺のチンピラ。でも幹部は、世界中から強い奴を脅して自分の部下に置いている。それが悠のやり方だ。」
陸「・・でもそれ、パソコンには一言も・・・」
紀「この情報は、一部の人間しか知らない。」
竜「一部の人間って・・」
紀「水禽から逃げて来たヤツや水禽の奴らと親密な関係ではない限りこの情報は知らない。まぁ、逃げた奴が他の奴らに喋ったらもう命は明日にはないから・・ほぼ話をする奴はいない。」
竜「そしたら・・お前・・」


