<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下








紀「・・は?」






陸「普通、そう考えない?人が・・仲間が死ぬなら俺らが裏切った方が助かる確率が上がる」







紀「陸玖、さっき聞いてた?結果は一緒なんだよ?」








陸「そうだとしても、可能性は0とは確定できないでしょ。だったら少ない確率で欠けた方がいいんじゃない?それに、浪駕はどうするわけ?総長いないと成り立たないでしょ」







紀「総長は辰喜に任せる」







竜「了承済みなのか?」






紀「まぁ・・ね」






強制的だけど。





紀「でも、まだ私がすることは言っていない。言うと外出禁止になるから」






陸「そりゃぁ・・するでしょ。」