辰「・・ダメダ」 俺はあーっと椅子の背もたれに寄りかかった。 あれから1時間。 進んだのはまだ4分の1にも満たない位だ。 こんなに1位と2位の差があったなんて分かんなかった。 絶対紀優はもう開けているだろう。 でも今日やっとかないと水無月さんにロックを強化される可能性がある。 今日中にしとかないと。 と言っても、今は夜の20:00 後4時間しかない。 焦りが全身に来る。 辰「やるか・・」 ラストスパート。