いつだって、ヒーロー。



うん!と返事をして待ち合わせ場所にこっそりと向かう。


足音を立てないようにゆっくりと慎重に進む。


「いーずーみっ!こっちこっち!」


ひょこっと顔を出した真緒ちゃんが小さな声で名前を呼んだ。


階段に座って小声でお話をする。


「どう、修学旅行楽しめそう?」


「うんっ。大丈夫だよ」


「よかった。泉は人見知りだから話せないかと思って心配したんだよ〜」


ホッと胸をなで下ろした。

へへ…。
心配させてごめんね?


「泉と同じ班になりたかったな〜。絶対楽しいじゃん?」