窓の外から何かが見えた。 永倉…?…と、女子? 三階からでもわかった。 うわ、あの女子ってちょっとめんどくさいやつらじゃなかったっけ? 入学して、はや5月。 そんな噂くらい簡単に耳に入る。 …嫌な予感。 俺はケータイを取って校舎裏に走った。 「ごめんな…」 そう聞こえた。