連れてこられたのは、どこかの家の一室。 周りはなにやらバタバタと用意をしていて。 しばらく放置された後、グレンがなにやら大荷物を持ってやってきた。 「これに着替えてください」 「はっ?なんで」 「そのような小汚い姿で王子の前に出ることは許しません」 いちいちきつい言い方。 もう少し優しく言ってくれればいいのに。 「・・・わかったわよ」 「では、時間がないのでお急ぎください」 私は言いなりになるしかないわけ? でも、牢屋には入りたくない。 深くため息を吐いて、部屋の中に入った。