You are ♡Cinderella





楓「お前馬鹿?トラックが遅刻するわけねーだろ
お前が遅刻したんだろーが」



「そ、そうなんですか!?あ、でもそっか…じゃあトラックはどうしたんですか!?」




尋ねると楓さんは
はぁっと深くため息をついて呆れたように私を見る



「これだから馬鹿は…
んなもん待たせるわけにはいかねーから
俺たちでさっさと荷物はこんどいたんだよ」





「そうだったんですか!?!?」




まさか、そんな事になっていたなんて



あぁ、私のバカ!!!


「すみません、みなさんのお手を煩わせてしまって!本当にごめんなさい!!」






私は深く頭を下げて
必死に誤った





本当に本当に迷惑をかけた

なのにこんな呑気に

むしろトラックが遅刻してると思ってしまった自分を殴りたい




昴「いいんですよ、
それにこれ、謝ることではなくて
こーいう時はありがとうと言うべきでしょ?」




にこっと優しい笑顔を浮かべる昴さんに
また申し訳ないなと思った


多分気をつかってくれてる。






春樹「ほら、ありがとうだって」




春樹くんも…





「はい。
有難うございます。」






昴「どういたしまして」






そしてまた、昴さんは優しい笑顔を向けてくれた