楓「お前馬鹿?トラックが遅刻するわけねーだろ
お前が遅刻したんだろーが」
「そ、そうなんですか!?あ、でもそっか…じゃあトラックはどうしたんですか!?」
尋ねると楓さんは
はぁっと深くため息をついて呆れたように私を見る
「これだから馬鹿は…
んなもん待たせるわけにはいかねーから
俺たちでさっさと荷物はこんどいたんだよ」
「そうだったんですか!?!?」
まさか、そんな事になっていたなんて
あぁ、私のバカ!!!
「すみません、みなさんのお手を煩わせてしまって!本当にごめんなさい!!」
私は深く頭を下げて
必死に誤った
本当に本当に迷惑をかけた
なのにこんな呑気に
むしろトラックが遅刻してると思ってしまった自分を殴りたい
昴「いいんですよ、
それにこれ、謝ることではなくて
こーいう時はありがとうと言うべきでしょ?」
にこっと優しい笑顔を浮かべる昴さんに
また申し訳ないなと思った
多分気をつかってくれてる。
春樹「ほら、ありがとうだって」
春樹くんも…
「はい。
有難うございます。」
昴「どういたしまして」
そしてまた、昴さんは優しい笑顔を向けてくれた

