You are ♡Cinderella







「つ、・・・はぁ、ついたぁあ・・・」





もぉ汗まで書いて全力で走ってきた








なのに




「あれ?トラック・・・来てない?」






引越しのトラックは予定では13時30分に来るとの予定だった。







だから猛スピードで走ってきたのに、





なんだ、まだ来てなかったのか。




少し余裕の持った気持ちで






今日から彼女が住む、その家に目を向ける。





「やっぱりサンプルの写真で見たとおり、すごくおしゃれな作りだなぁ」




大家さんからは5人用のシェアハウスだと聞いているけれど、


この家の作りで5人とは、

とっても贅沢だ。



広いお庭に、余裕でバーベキューや、広々と遊べるスペースがあり

綺麗に花も咲いている





こんなお花、誰ご手入れしてるんだろう・・・。








手に持った地図をしまい




とりあえず、なかに入ろうと





大家さんに渡された鍵でその扉を開ける