楽しみなことがあると、 時間はいつも以上に 長く感じられるものだった。 毎日のように、 いろいろなことを 教えられているときでも、 私の心は 遠くにあり、 勉強などに 集中できなかった。 そんな長い長い 一日、 一日を過ごしながら、 少しづつ祭の日は 近付いてきた。 そして、 待ちに待った 祭の日の朝が やってきた。 その日の朝は、 早くから城の中も 慌ただしくしている人が たくさんいた。 部屋の窓から 城の外をのぞいてみても、 外も同じように 慌ただしくしている人が たくさんいた。